ネトフリ、米でソニー映画を独占配信…人気作品の囲い込み進む動画配信サービス
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【ニューヨーク=小林泰明】米動画配信大手ネットフリックスは8日、映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの劇場公開後の作品を、米国で独占配信する契約を結んだと発表した。2022年以降の作品が対象となる複数年契約で、「スパイダーマン」の新作などが含まれる。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、契約期間は5年で、契約額は10億ドル(約1100億円)を超える可能性もある。ネットフリックスは声明で「ソニーと関係を拡大できることを喜んでいる」とし、ソニー側は「今回の契約はソニーの映画が配信相手にとっていかに重要であるかを示している」と述べた。
動画配信サービスでは、人気作品を囲い込んで会員数を増やす動きが広がっている。ネットフリックスはソニー作品を確保することで、米娯楽大手ウォルト・ディズニーなどのライバルに対抗する狙いがあるとみられる。
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