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「今度こそは」と期待していたのに…群馬の温泉地「書き入れ時にまたか」

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 大型連休を前に新型コロナウイルスの感染が急拡大し、東京都などで3度目の緊急事態宣言が発令され、首都圏客が多い群馬県内の温泉地では宿泊予約のキャンセルが相次ぐ。県による県民対象の割引キャンペーンも29日以降休止となるため、観光関係者からは「書き入れ時にまたか」と嘆き節が聞こえてくる。

 四万温泉(中之条町)の旅館では、県民の宿泊費を1泊5000円割り引くキャンペーンの休止が決まった22日以降、キャンセルが毎日15件ほどあるという。連休中は予約でほぼ満室だったが、社長は「先が見通せなくなり、食材をどのくらい用意すればいいのか」と困惑する。四万温泉協会の担当者も「キャンセルの穴をどう埋めるかどの旅館も四苦八苦している」と語る。

閑散とした伊香保温泉の石段街(26日午後、群馬県渋川市で)
閑散とした伊香保温泉の石段街(26日午後、群馬県渋川市で)

 東京からの宿泊客が2割を占める伊香保温泉(渋川市)の旅館でも緊急事態宣言を理由にキャンセルが出始めているといい、社長は「連休後は一層予約が入らないのではないか」と心配する。別のホテルでは予約客に確認の電話を入れたところ、割引キャンペーンを利用予定だった県内客の半数ほどが宿泊を取りやめ、社長は「こればかりは仕方ない」とがっかりする。石段街の土産店は連休に向けて商品を仕入れていたが、店長は「在庫が増えて経営に響く」と気をもむ。

 草津温泉(草津町)の統計では、昨年の大型連休中も緊急事態宣言下にあり、県の休業要請もあって5月の観光客数は、前年同月比で9・7%と激減した。国の観光支援事業「Go To トラベル」の全国一斉停止と2回目の緊急事態宣言が重なった今年1月も同36・5%に落ち込んだ。

 昨春以降、観光シーズンの度に外出抑制策に振り回されてきた。ようやく客足に回復の兆しが出始め「今度こそは」と期待していただけに、草津温泉観光協会の市川薫会長は「感染防止策を万全にして意気込んでいたが、再び耐えることになった」とため息をつく。

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2016641 0 経済 2021/04/28 10:07:00 2021/04/28 11:18:06 2021/04/28 11:18:06 閑散とした伊香保温泉の石段街(4月26日午後3時51分、渋川市で)=小山内裕貴撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210428-OYT1I50024-T.jpg?type=thumbnail

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