読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

行楽客「人の多さに驚いた」、ビール片手に散策も…商店側は「こちらにも生活ある」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 大型連休が本格的に始まった1日、埼玉県内の主な観光地は県内外から訪れた人でにぎわった。新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の対象地域が拡大される中、コロナ禍前と変わらないまちの様子に、人の多さに驚き、感染拡大を危惧する声も聞かれた。

「芝桜の丘」を訪れた来園者(1日、秩父市で)
「芝桜の丘」を訪れた来園者(1日、秩父市で)

■秩父市

 秩父市の羊山公園「芝桜の丘」には、約40万株のシバザクラを目当てに県内外から観光客が訪れている。 例年は公園周辺の道路が大混雑し、シーズン中に約40万人以上が訪れるが、コロナ禍により昨年は「芝桜の丘」が封鎖。秩父観光協会は新型コロナの感染対策をとり、4月16日から2年ぶりに有料で開園してきた。

 ただ、今年は開花が早かったため、同協会は1日から会場に向かう路上に「芝桜の見頃は終了しました」という看板を立て、入園無料とし任意の協力金に切り替えた。

 朝霞市から家族3人で訪れた女性(27)は「コロナ禍でも県内で、屋外なのでいいかなと思って来ました。まだシバザクラがきれいに咲いていてよかったです」と話していた。

 同協会の田代勝三会長は来場者数について「まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の影響で、最終的に例年の4割程度になりそうだ」との見通しを示した。

多くの人が行き交う「時の鐘」周辺(1日、川越市で)
多くの人が行き交う「時の鐘」周辺(1日、川越市で)

■川越市

 川越市の観光名所「時の鐘」周辺では有料駐車場が満車となっていた。道路も混み合い、品川、多摩、湘南、千葉など県外ナンバーの車が多く行き交った。

 蔵造りの街並みが残る商店街には多くの観光客が訪れ、着物姿で写真を撮る人も。同市は食べ物を片手に歩くことについて自粛を求めているが、年代を問わず食べ物を片手にそぞろ歩く姿が多く見られ、ビールを片手に散策する若者もいた。友人と都内から来た20歳代の男性は「電車で近いし、観光地気分を味わえるからいい」と声を弾ませた。一方、宇都宮市から夫婦で訪れた男性(51)は「街並みはきれいで食べ物もおいしいけど、人の多さに驚いた」と話した。

 時の鐘近くで雑貨などを販売する商店の女性従業員は「これでは新型コロナの感染が収まらない。感染者が増えるのではないか」とぽつり。普段通りのにぎわいといい、「県や市が補償してくれないと店を閉められない。こちらにも生活がある」と、もどかしい気持ちを打ち明けた。

多くの親子連れの目を楽しませていた「アンブレラスカイ」(1日、飯能市で)
多くの親子連れの目を楽しませていた「アンブレラスカイ」(1日、飯能市で)

■飯能市

 フィンランドの人気童話「ムーミン」の世界観を楽しめるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」(飯能市)も日中は晴天に恵まれ、マスク姿の多くの親子連れでにぎわった。園内には約1200本の色とりどりの傘を並べた「アンブレラスカイ」が展開され、約200メートル続く「傘の回廊」の下で楽しそうに写真を撮る若者たちの姿が目立った。

 担当者によると、コロナ禍の前は来場者のうち県民は3割程度だったが、最近では半数を占めるという。「まん延防止等重点措置」が県内15市町に拡大して初の週末となった1日は約2300人が来場し、前週の土曜より多かったという。

 入間市から家族で訪れた男性公務員(46)は、行く予定だった東京の水族館が休館だったため、同園に足を運んだ。男性は「屋外でそれほど混み合っていなかったので安心して楽しめた。明日からは外出を控え、自宅で過ごそうと思う」と話した。

無断転載・複製を禁じます
2025935 0 経済 2021/05/02 09:34:00 2021/05/02 18:33:26 2021/05/02 18:33:26 「芝桜の丘」を訪れた来園者(1日午前、秩父市で)=山田博文撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210501-OYT1I50122-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)