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「デザインにこだわり」「駅ナカ」「割安」…シェアオフィスに異業種参入、差別化に注力

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 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、テレワークの一段の実施が求められる中、シェアオフィスを提供する企業の競争が激しくなっている。利用が減った売り場などの有効活用を図れるとして多くの企業が参入し、各社は差別化に力を入れている。

 シェアオフィスは、勤務先以外で働きたい人に、机や通信設備などを含めた働く場所を貸し出すものだ。

吉祥寺パルコで4月にオープンしたワーキングスペース「スキーマ」(東京都武蔵野市で)
吉祥寺パルコで4月にオープンしたワーキングスペース「スキーマ」(東京都武蔵野市で)

 商業施設を展開するパルコは4月、「吉祥寺パルコ」(東京都武蔵野市)の8階にシェアオフィスとして使える「スキーマ」を開業した。スポーツ用品店だったスペースを改装した。ファッションの発信拠点として知られるパルコだけに、内装やデザインにこだわり、芸術家らの交流の場も目指す。パルコの泉水隆常務は「テレワーク関連市場は成長が見込めるが、競争が激しくなっている」と話す。

 シェアオフィスは、IT業界の利用などで徐々に増えていたが、コロナ禍で急速に拡大した。総合不動産サービスのジョーンズラングラサールによると、全国のシェアオフィスの延べ床面積は昨年末時点で約43万平方メートルと、前年に比べ1・7倍に増えた。

 紳士服チェーンを展開するAOKIホールディングスは2月以降、自社物件の一部を改装したりして、神奈川県内に3店舗をオープンした。紳士服の需要は低迷しており、郊外に多く持つ店舗を有効活用する。5年後までに100店舗の開業を目指す。

 JR東日本は、駅の中にシェアオフィスの設置を進める。ダイキン工業、東京電力ホールディングスなど異業種の参入も増えている。

 一方、都心部のシェアオフィスでは、割安な利用料で攻勢をかける動きも出てきた。大手のウィーワーク・ジャパンは昨年12月、月会費を大幅に引き下げた新プランを導入した。関係者は「相次ぐ参入により、今後も供給過多が進む。コロナ収束後も定着するには、差別化がカギになりそうだ」と話している。

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2040932 0 経済 2021/05/10 15:00:00 2021/05/10 15:00:00 2021/05/10 15:00:00 吉祥寺パルコで4月にオープンしたワーキングスペース「スキーマ」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210510-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

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