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「あまりの人気にビックリ」山梨のイチゴ、特急で東京へ…25分で品切れ

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 山梨県内で収穫された野菜や果物をJR中央線の特急で運び、東京の八王子駅で販売する試みが今年から始まった。畑から数時間で店頭に届く新鮮さが売りで、沿線の農家を元気づけるのが目的だ。2月に同県甲州市から運んだイチゴは50パックが30分足らずで完売した。今月には甲斐市のトマトの販売を予定している。JR東日本八王子支社は「コロナ禍で乗客が減った車両の有効活用にもなる」としている。

JR八王子駅構内で売られたイチゴ(2月13日、東京都八王子市で)
JR八王子駅構内で売られたイチゴ(2月13日、東京都八王子市で)

 2月13日午前10時、八王子駅構内にある土産店「やまたまや」に甲州市産のイチゴ「章姫あきひめ」が並んだ。1パック約400グラム入り(税込み600円)で計50パックを用意したが飛ぶように売れ、25分で品切れとなった。同支社の担当者は「あまりの人気ぶりにビックリした」と話す。

JR中央線の特急列車に運び込まれる甲州市産のイチゴ(JR東日本八王子支社提供)
JR中央線の特急列車に運び込まれる甲州市産のイチゴ(JR東日本八王子支社提供)

 イチゴは前日の12日夕に甲州市の観光農園で収穫された。車で甲府駅に運ばれた後、翌13日午前4時すぎ、JRが臨時で用意した特急回送列車で同駅を出発し、同5時半頃に八王子駅に到着した。トラックによる配送では通常、収穫から店頭に並ぶまで2日ほどかかるが、特急列車なら数時間で届けられる。

 第2弾は5月19、22日で、今回は通常ダイヤの特急を使う。販売するのは、同県甲斐市の農業生産法人「赤坂農場」が栽培したトマト。JR竜王駅の駅長が同駅で定期的に開かれている朝市で買って食べたところ、おいしさに感激して実現したという。

 現在の計画では午前8時頃に収穫して車で甲府駅まで運び、JRの社員6人がトマトを入れたバッグを担いで午後0時32分発の「かいじ24号」に乗り込む。同1時33分に八王子駅で下車し、同2時から駅構内のやまたまやで販売する。

 中玉のトマト8~10個入り1パックが税込み380円で、1日あたり約70パックを用意する。通常ダイヤの特急でスムーズに運べるかを検証し、6月には桃の配送も検討している。

 赤坂農場の佐藤俊也社長(56)は「朝収穫した野菜や果物がその日のうちに都内の店舗に並ぶなんて通常ならあり得ないスピード感。ちょうど糖度も上がってきた時期なので、県外の人に甲斐市のトマトをアピールできるいい機会になる」と期待を寄せている。

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2045196 0 経済 2021/05/12 06:35:00 2021/05/12 06:35:00 2021/05/12 06:35:00 50パック用意されたが次々と売れ、この直後に完売した(2月13日午前10時22分、JR八王子駅で)新鮮なイチゴが詰まった50パックが次々と売れた(13日、JR八王子駅で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYT1I50140-T.jpg?type=thumbnail

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