読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

日立・小島副社長が社長昇格へ「デジタル化でさらに先に」…闘病の中西会長は退任

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 日立製作所は12日、6月23日付で東原敏昭社長兼最高経営責任者(CEO)(66)が会長兼CEOに、小島啓二副社長(64)が社長兼最高執行責任者(COO)に昇格すると発表した。中西宏明会長(75)は健康上の理由で12日付で退任し、相談役に就いた。

 病気療養中の中西氏は、経団連会長も6月1日で退任すると発表している。巨額赤字を経て中西氏の主導で事業の見直しを進めてきた日立のかじ取りは、新体制にバトンが引き継がれる。

 日立はリーマン・ショック後の2009年3月期連結決算で、7873億円もの最終赤字を計上した。立て直しのため、転出先の子会社から呼び戻された中西氏は10年4月に社長に就き、薄型テレビの自社生産からの撤退や、ハードディスク駆動装置(HDD)事業の売却などを相次いで決めた。

 巨大グループの整理も進めた。09年時点で22社あった上場子会社で現在も傘下にあるのは日立金属と日立建機のみで、日立金属は投資ファンドに売却することで合意している。一方、イタリアの鉄道関連会社を買収するなど、事業の選択と集中を進めた。

 ガバナンス(企業統治)改革も進め、社外や外国人の取締役を増やすなどした。東原氏は12日のオンライン記者会見で「グローバルな経営の議論ができる体制を作ってくれた」と中西氏の貢献を振り返った。

小島啓二氏(日立製作所提供)
小島啓二氏(日立製作所提供)

 小島氏は、今後の収益の柱として位置づけられる企業向けITサービス事業の責任者などを務め、同事業の拡大を託される。小島氏は「デジタル化でさらに先に行く」と述べ、ITを生かした新サービスなどを全事業で進める考えを示した。

 日立は3月、総額1兆500億円で米IT企業のグローバルロジックを買収することを発表した。発電事業などを主軸に据えた「重電の雄」から、どのような企業に生まれ変わるのか、今後の動向に注目が集まる。

無断転載・複製を禁じます
2046284 0 経済 2021/05/12 15:56:00 2021/05/13 00:48:03 2021/05/13 00:48:03 小島啓二氏(日立製作所提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210512-OYT1I50117-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)