「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」にちなんだ「そこらへんの草天丼」連日完売

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 「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」――。埼玉県をけなした過激なセリフや設定で注目を集めたコメディー映画「んで埼玉」に出てくるセリフにちなみ、「そこらへんの草天丼」を春日部市の地元スーパーが商品化し、連日完売となっている。考案者の河内みどりさん(54)は「コロナ禍で気持ちがふさがる今だからこそ、笑って楽しんでもらえれば」と話している。

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天丼を手に「コロナ禍の今だからこそ楽しんでもらえれば」と話す河内さん(春日部市で)
天丼を手に「コロナ禍の今だからこそ楽しんでもらえれば」と話す河内さん(春日部市で)

 「そこらへんの草天丼」は、同市米島の家族経営の「みどりスーパー」が334円(税込み)で、4月から5月末までの期間限定で販売している。平日は50個、週末は100個程度が売り切れる。天丼にはアシタバや葉タマネギ、シソなど、地元農家から仕入れた身近な旬の野菜が使われている。

 きっかけは映画が公開された2019年春、河内さんのところに常連客が家庭菜園で育てていたアシタバを持ってきたことだった。ためしにアシタバを「そこらへんの草天ぷら」として販売してみると好評だった。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、気持ちが明るくなるような総菜を開発したいとの思いから、天丼を商品化した。

 河内さんの呼びかけで「そこらへんの草」と称した野菜を使う店舗も春日部市を中心に増えていて、24店舗が参加するスタンプラリーも実施。全店舗を回りシールを集めると「名誉埼玉県人」のステッカーがもらえ、ちょっとした町おこしになっている。

 「そこらへんの草」について明確な定義はないというが、河内さんは「これといった名物がない埼玉のご当地グルメになれば」と期待している。商品の販売とスタンプラリーは今月末までの期間限定で楽しめる。

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