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「買い物かごを置くだけ」のセルフレジ、特許を巡りユニクロ敗訴

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 買い物かごを置くだけで会計を済ませることができる「セルフレジ」に用いられた技術を巡り、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(山口市)とIT会社「アスタリスク」(大阪市)が、同社の特許の有効性を争った訴訟の判決が20日、知財高裁であった。森義之裁判長は「容易に開発できない技術だ」と述べ、特許は有効だと判断。一部を無効とした特許庁の審決を取り消し、ユニクロ側の敗訴とした。

ユニクロ
ユニクロ

 この訴訟とは別に、アスタリスク側がユニクロ側の特許権侵害を主張し、国内各地の店舗にある全てのセルフレジの使用差し止めを求める裁判を東京、大阪の両地裁に起こしており、知財高裁の判断が影響を与える可能性がある。

 問題となったのは、上ぶたのない装置内に商品の入ったかごを置くと、電波が自動的に電子タグの商品情報を読み取り、会計に移る技術。アスタリスクは2019年1月に特許を取得したが、ユニクロ側が「同様の技術は既に存在している」と異議を唱え、特許庁も昨年8月、一部を無効とした。

 今回の訴訟でアスタリスク側は、特許庁の判断の取り消しを求め、ユニクロ側は全部を無効とするよう主張。判決は、アスタリスクの技術は装置の開口部が上を向いたまま商品情報を読み取るのに対し、ユニクロ側が挙げた既存技術は開口部が横向きで異なる技術だと結論づけた。

 判決後、東京・霞が関で記者会見したアスタリスクの鈴木規之社長(48)は、「力を入れて開発した技術の特許が認められてホッとした。この判決は、差し止め訴訟でも有利に働くはずだ」と語った。一方、ファーストリテイリングは、「主張が認められず、大変残念に思う。まずは判決内容を精査する」とコメントした。

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2066938 0 経済 2021/05/20 23:32:00 2021/05/21 09:28:18 2021/05/21 09:28:18 ユニクロ。東京・銀座で。2021年4月9日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210520-OYT1I50134-T.jpg?type=thumbnail

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