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金融庁は8日、SBIホールディングス(HD)傘下の「SBIソーシャルレンディング(SL)」が金融商品取引法に違反したとして、1か月間の業務停止命令を出した。SBIHDはソーシャルレンディング事業の撤退を決め、SBISLの自主廃業を発表している。
金融庁によると、SBISLは太陽光発電関連会社「テクノシステム」(横浜市)に融資した資金が目的外の用途に使われている可能性を認識しながら、個人投資家にインターネットを通じた資金集めの勧誘を続けていた。同庁はSBISLが事業拡大を最優先として過度な営業目標を設定し、コンプライアンス(法令順守)や内部管理面を軽視していたと指摘した。SBIHDは8日、「内部管理体制の強化を図る取り組みを推進し、再発防止に努める」とのコメントを出した。