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企業・大学で職場接種スタート、申請1373万人分…河野行革相も1回目受ける

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 新型コロナウイルスワクチンの職場接種が21日、本格的に始まった。政府によると、21日は最大269の企業や大学などで接種を行う。これまでに3479会場、計1373万人分の申請があった。接種会場を分散することで自治体の負担を軽くし、国民全体の接種の加速が期待される。

キヤノン本社ホールで行われた新型コロナウイルスのワクチン接種(21日午前、東京都大田区で)=富永健太郎撮影
キヤノン本社ホールで行われた新型コロナウイルスのワクチン接種(21日午前、東京都大田区で)=富永健太郎撮影

 キヤノンは、東京都大田区の本社ホールで看護師が社員に接種を始めた。21日は500人の接種を予定しており、今後1日1000人まで拡大する。1回目の接種を終えた男性(51)は「接種が進めば感染が広がる不安が小さくなり、働きやすくなると思う」と話した。

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が運営するショッピングセンター「アリオ亀有」(東京都葛飾区)では、会議室で接種を始めた。商業施設や近隣店舗の従業員ら約1800人を対象に、1回目の接種を3日間で行う予定だ。

 職場接種は国が認めた制度で、1000人以上の対象者に2回の接種を行うことが条件となっている。航空会社など、準備が早かった一部企業では先週から始めている。社員や家族のほか、取引先の従業員や、近隣住民などを対象とする企業もある。

 自治体が行う接種には米ファイザー社製のワクチンが使われているが、職場接種では米モデルナ社製のワクチンが使われる。

 国家公務員向けの職場接種も、東京・霞が関の文部科学省に設けた接種会場で始まった。水際対策や危機管理を担当する職員ら計約2万人が対象で、各省診療所の医師らが接種を担う。

新型コロナウイルスのワクチンを接種する河野行政・規制改革相(左)(21日午前、東京都千代田区で)=代表撮影
新型コロナウイルスのワクチンを接種する河野行政・規制改革相(左)(21日午前、東京都千代田区で)=代表撮影

 ワクチン接種を担当する河野行政・規制改革相も21日午前、1回目の接種を受けた。河野氏は接種後、記者団に「通勤先や通学先で打つのが便利だという人は、積極的にこの(職場接種の)枠組みを使ってもらいたい」と呼びかけた。

 一方、加藤官房長官は21日午前、都内にある伊藤忠商事の東京本社を訪れ、職場接種の様子を視察した。視察後、記者団に「職域接種が進むことで市町村での接種がより受けやすくなる」と語った。

 大学でも21日午前から、学生や教職員などに向けた接種が始まった。文部科学省によると同日午前の時点で、東北大や慶応大、日本大、広島大など少なくとも17大学が接種を始める予定という。日本体育大では21日朝、東京都世田谷区のキャンパスで、教職員や学生向けのワクチン接種が始まった。地元商店街の関係者ら約270人への接種も予定している。

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2142089 0 経済 2021/06/21 12:29:00 2021/06/21 12:29:00 2021/06/21 12:29:00 新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるキヤノンの従業員(21日午前10時38分、東京都大田区で)=富永健太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210621-OYT1I50055-T.jpg?type=thumbnail

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