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「奥羽新幹線」「羽越新幹線」早期実現へ沿線6県が初調査、整備の妥当性を確認

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 「奥羽新幹線」と「羽越新幹線」の早期実現に向け、山形県など沿線6県で構成する「関係6県合同プロジェクトチーム(PT)」は21日、予想される所要時間の短縮や両新幹線の費用対効果に関する初の調査結果を発表した。東京―山形間の所要時間が1時間40分となり、現行より46分短縮できるとした。

 両新幹線は1973年に政府の基本計画に位置づけられた。奥羽新幹線は福島を起点に山形を経て秋田を終点とし、羽越新幹線は富山から鶴岡付近を通って青森までを結ぶルートが想定されている。

 調査による所要時間では、現在、在来線の乗り継ぎが必要な東京―鶴岡間が2時間21分と72分短縮。日本海側では、在来線で3時間23分かかる山形―秋田間が42分になるとした。需要予測は経済成長を高めに見積もった2045年時点で、山形―福島間で1日あたり32万7000人とした。

 総事業費は、両線とも盛り土に単線を敷く最も安価な方法で、計4兆400億~4兆2200億円かかるとした。

 費用対効果は、これらの推計を基に、事業費に対し、所要時間の削減などの便益が上回れば「1」を超える指数で計算したところ、両線が整備された場合は0・47~1・08となった。

 PTは山形、青森、秋田、福島、新潟、富山6県の課長級職員で構成され、調査は17年8月から着手した。山形県総合交通政策課の担当者は「指数の最大値は1を上回る結果で、整備の妥当性が確認された。この結果を踏まえ、政府などに提案・要望活動を行い、整備実現につなげたい」としている。

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2145780 0 経済 2021/06/22 14:00:00 2021/06/22 15:29:42 2021/06/22 15:29:42 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210622-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail

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