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島根原発2号機、再稼働へ事実上「合格」…時期は明らかにせず

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安全審査に「合格」した島根原発2号機(右奥、読売機から)
安全審査に「合格」した島根原発2号機(右奥、読売機から)

 原子力規制委員会は23日の定例会合で、中国電力島根原子力発電所2号機(松江市、出力82万キロ・ワット)の再稼働に向けた安全審査の審査書案を了承した。事実上の「合格」で、中国電力は安全対策工事を今年度中に終える見通しだが、再稼働の時期については「地元の合意が得られていない」として明らかにしていない。

 同原発は全国で唯一、県庁所在地に立地し、事故に備えた避難計画の策定が必要な半径30キロ・メートル圏内に40万人以上が住む。島根県庁や県警本部なども含まれることから、実効性のある避難計画の整備が重要となる。

 審査書案は、原発の安全対策の基本方針をまとめたもので、規制委は一般から意見を募集した上で正式決定する。合格は東京電力福島第一原発事故後、10原発17基目となる。

 審査は地震想定などの評価に時間を要し、7年半に及んだ。中国電力は周辺の活断層の長さを見直し、想定される最大の揺れを申請時の600ガル(ガルは加速度の単位)から820ガルに引き上げた。津波の最大想定も高さ約9・5メートルから約11・6メートルに修正した。

 2号機は1989年に営業運転開始。1号機は廃炉作業中で、3号機(建設中)は安全審査を受けている。

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2148483 0 経済 2021/06/23 11:45:00 2021/06/23 15:03:21 2021/06/23 15:03:21 島根原子力発電所(左奥は1号機、右奥は2号機、右手前は3号機)(23日午後4時5分、島根県松江市で、本社機から)=青木瞭撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210623-OYT1I50063-T.jpg?type=thumbnail

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