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リニアルート、JR東海社長「変更ありえない」…着工認めない静岡の川勝知事4選

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 JR東海の宇野護副社長は23日の株主総会で、リニア中央新幹線について、「ルート変更はありえない」と述べた。20日の静岡県知事選で4選を果たした川勝平太知事は静岡工区の着工を認めておらず、22日にはルート変更をJR東海に申し入れる意向を示していた。

山梨県で走行試験をしているリニア中央新幹線の試験車両
山梨県で走行試験をしているリニア中央新幹線の試験車両

 株主からの「ルート変更に応じる可能性があるのか」との質問に対し、宇野副社長は、地形や地質、環境などの条件から現在のルートを絞り込んでおり、既に土地などの買収も進んでいると説明。変更すれば「全てが振り出しに戻ることになってしまう」と訴えた。

 川勝知事は静岡工区の掘削で大井川の水が減る懸念などを理由に、着工を認めていない。22日の記者会見では、知事選で自民党が推薦した対立候補もルート変更の可能性に言及したことを踏まえ、「地元の意向が示された時は(ルート変更を)自民党と協力してJR東海にぶつける」と述べていた。品川―名古屋間の2027年開業目標は延期が避けられない情勢となっている。

 総会では最速37年としてきた大阪延伸開業についても質問が出た。JR東海の水野孝則・専務執行役員は「静岡工区の状況もあり、現時点で大阪までの開業時期を言える段階ではない」と述べるにとどめた。

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2150414 0 経済 2021/06/23 20:45:00 2021/06/23 20:45:00 2021/06/23 20:45:00 山梨県で走行試験をしているリニア中央新幹線の試験車両。2020年10月19日撮影。同月22日読売KODOMO新聞「500 大集合」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210623-OYT1I50103-T.jpg?type=thumbnail

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