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[家計の知恵]本格派 下ごしらえ食材…レシピ付き 簡単調理

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 食材とレシピがセットで自宅に届く「ミールキット」が人気を集めている。下ごしらえ済みのため、いためたりゆでたりする簡単な調理で本格派の味が楽しめる。コロナ禍の巣ごもり需要を狙って手がける事業者が増え、メニューの種類や価格はより充実している。

「巣ごもり」利用増

内食

 料理キットとも呼ばれ、主におかずを中心に取り扱う。弁当の宅配や持ち帰りは「中食」と表現されるのに対し、自宅で調理して食べるために「内食」と称される。家計簿アプリ「Zaim」の調査では、2020年に利用者がミールキットに支出した総額は前年比1・98倍になった。外食自粛やテレワークの定着で利用機会が増えたとみられる。

 今年5月にミールキットの販売を始めた「無印良品」を展開する良品計画は、「鶏肉の煮込みデミグラスソース」「焼き野菜とタンドリーチキン」「鮭のバジルソテー」など計15種類のメニューをそろえている。いずれも食材は一口サイズに切って下味がついた状態でパッケージされ、「フライパンで10分いため、同封のソースをかけるだけで完成」(同社担当者)という手軽さを売りにしている。

 1人前(百数十グラム入り)単位での販売で、価格は一律350円(税込み)。一部店舗で販売しているほか、宅配は1回あたり800円の配送料が必要となる。

栄養士監修

 毎週70種類以上のメニューから毎食~数日単位で選んで注文できるのがヨシケイ。調理の様子を収めた動画やレシピを見ながら調理できるので、初心者でも安心だ。

 管理栄養士が栄養バランスを監修し、食材の安心安全にもこだわる。肉や野菜などの生鮮品は原則として地元の市場や農協などから鮮度の高い食材を仕入れており、すべての食材の産地を明記している。

 手軽さが人気のコース「Cut Meal(カットミール)」の価格は、2人用が1日1270円から。月~金曜日の5日間では5790円と、1食あたり112円安くなる。配達料はいずれも無料だ。

 ミールキットの注文は1日~1週間単位、配送料の有無など業者によって仕組みは様々。クール便などで配送されるため、玄関前の「置き配」や配達時間の指定が可能かどうかもチェックしておきたい。

シェフ考案

 自宅でプロの技を学びつつ味わえるミールキットもお目見えした。「efoo(イフー)」(東京)のサービス「シェフレピ」は、有名店や出張料理を手がけるシェフがメニューを考案し、自身がそれぞれの料理を作る際の様子を収録した動画もメールで配信する。利用者はシェフと同じ食材、同じ分量を使って調理するため、「できあがりの完成度が高くなる」(同社)のが特徴という。

 販売は原則2人前からで、平均価格帯は5000~6000円前後になる。じっくり2、3時間かけて調理するメニューが多い。山本篤代表(28)は「休日などを使ってシェフのこだわりの技を学びながら、家族らと一緒に料理を楽しんでもらいたい」と話している。

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2216644 1 経済 2021/07/19 05:00:00 2021/07/19 05:00:00 2021/07/19 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210718-OYT8I50036-T.jpg?type=thumbnail

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