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日本の再エネ計画、IEA事務局長が評価…「原発も役割果たすべき」

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 【ナポリ(イタリア南部)=池田晋一】国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長(63)が、読売新聞のインタビューに応じた。日本政府が21日公表したエネルギー基本計画の原案を「再生可能エネルギーの大幅な増加計画は良いステップだ」と高く評価した。一方で、日本には再生エネの活用に適した土地が少ないことを挙げ、「原子力発電も役割を果たすべきだ」と訴えた。

インタビューに応じるIEAのファティ・ビロル事務局長(23日、ナポリで)
インタビューに応じるIEAのファティ・ビロル事務局長(23日、ナポリで)

 エネルギー基本計画の原案は、2030年度の電源構成に関し、太陽光など再生エネの割合を現行計画の22~24%から36~38%に引き上げ、火力発電は56%から41%に下げる内容だ。ビロル氏は、「日本の温室効果ガス削減目標は、世界から好意的に受け止められている」と述べた。

 ただ、「欧米に比べ、日本の再生エネは適した土地の制約から潜在力が限られている」とも指摘。「原発の安全な活用を含めて選択肢が多ければ、(目標達成の)難易度が下がる」としたうえで、「(原発の活用は)気候変動対策、エネルギー価格の抑制、エネルギー安全保障という三つの目的に合致する」と語った。

 計画の原案では原発の新増設方針は盛り込まれなかったが、「日本政府の判断次第だ」と述べるにとどめた。日本の省エネ技術には高い期待感を示し、「日本の技術は世界一で、自国の温室効果ガス削減だけではなく、エネルギー効率の悪い他国への技術輸出で貢献できる」との認識を明かした。

 トルコ出身のビロル氏は、1995年からIEA事務局で勤務し、2015年に事務局長に就任。23日にナポリで開催された主要20か国・地域(G20)気候・エネルギー相会合に出席した。

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2234216 0 経済 2021/07/26 05:00:00 2021/07/26 05:00:00 2021/07/26 05:00:00 インタビューに応じるIEAのファティ・ビロル事務局長(23日、ナポリで)=池田晋一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210726-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail

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