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工事難航で作業員も相次ぎ死亡…中部横断道の南側区間、ようやく全線開通

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 中部横断道の山梨―静岡間で最後の未開通区間となっていた下部温泉早川インターチェンジ(IC、山梨県身延町)―南部IC(山梨県南部町)間の13・2キロが29日午後4時に開通した。同日には両県知事らが出席する式典が開かれ、全線開通を祝うテープカットが行われた。

 中部横断道は上信越自動車道と中央道、新東名高速道路の3本を南北につなぐ計画で、山梨―静岡間は、中央道の双葉ジャンクション(JCT、山梨県甲斐市)から新東名の新清水JCT(静岡市)までの約75キロを結ぶ。

 国土交通省によると、山梨県と静岡県の両県庁間を移動するには、並行する国道52号を使うと約2時間45分かかるが、中部横断道を利用すれば約1時間35分で到着できる。ブドウやモモといった農産物の輸送の効率化や、観光ルートの拡大などが期待される。

 ただ、トンネルが多い上、地盤や岩盤にもろい部分と硬い部分が混在していたため、開通に至るまでの工事は難航した。全線開通は当初2017年度に迎えるはずだったが、3度延期されることになった。工事を巡る作業員の死亡事故も相次いだ。

中部横断道の山梨―静岡間の全線開通を祝う式典(29日、山梨県身延町で)
中部横断道の山梨―静岡間の全線開通を祝う式典(29日、山梨県身延町で)

 この日の式典は、新たに完成した区間の道路上で開かれ、山梨県と静岡県選出の国会議員や県議、経済団体の幹部ら約130人が出席した。

 あいさつに立った山梨県の長崎知事は「物流の新たな大動脈となる重要な高速道路で、山に囲まれた本県にとって長年待ち望んだ開通だ。経済や観光の活性化に計り知れない効果が期待される」と意義を語り、川勝平太・静岡県知事は「中部横断道は南アルプスなどの絶景を楽しむ道路でもある。全線開通は『ふじのくに』(山梨、静岡両県)の一体感を大きく前進させる一歩だ」と述べた。

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2325821 0 経済 2021/08/30 12:14:00 2021/08/30 12:14:00 2021/08/30 12:14:00 道路上で行われた山梨―静岡間の全線開通を祝う式典(29日、身延町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210830-OYT1I50055-T.jpg?type=thumbnail

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