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癒しの田んぼ風景・終業後に温泉も…テレワーク普及、別荘需要高まる

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 栃木県内有数の別荘地・那須高原で別荘の購入需要が高まっている。従来の定年後の高齢者からの需要に加え、新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの普及で、首都圏の現役世代が購入するケースが増えている。那須町は「都心と那須の二地域居住を進める絶好のチャンス」と期待を寄せる。

別荘でテレワークをする杉山さん(16日、那須町で)
別荘でテレワークをする杉山さん(16日、那須町で)

 那須町高久乙の別荘地「那須ハイランド」では、今年8月~9月中旬の購入相談の件数が昨年同期に比べて約5割増え、販売件数も増加している。相談者からは通信環境に関する問い合わせが増えているのが特徴で、運営する「藤和那須リゾート」の五十嵐弘樹常務(36)は「テレワークが普及し、働く場所にこだわらない人が増えたのでは」と分析する。

 同リゾートは、テレワークの関心の高さを商機につなげようと、昨年10月から東京のIT企業と連携して、会員になった企業の従業員に対し、同社が管理する別荘などを月額制で貸し出すサービスも始めた。貸し出しは順調に推移し、これまでの宿泊実績は延べ1000泊分ほど。利用者は別荘地内にある遊園地「那須ハイランドパーク」に無料で入園できる特典がある。貸し出しサービスを通じて、那須の魅力を知ってもらう狙いだ。

 今年6月から何度も借りている大阪府のIT企業勤務の杉山一仁さん(41)は「仕事終わりに天然温泉に入れるし、少しドライブしたら田んぼが広がっているから癒やされる。資金があれば、別荘を買いたいくらい」と那須が気に入った様子だ。

 別荘への関心の高まりについて、那須町の別の中古別荘仲介会社の担当者は、「これまでは田舎暮らしに憧れて、定年後の余暇を過ごす場所として別荘を購入する人が多かったが、新型コロナ禍で30~40代の購入が増えた」と話す。

 価格帯は1000万円以下の比較的低価格の物件が人気で、「会社に行かない生活に慣れてきた」「周りに気を使わずに家族で楽しめる」などと購入を決めた顧客がいたという。

 那須町は今年4月、首都圏から町内への移住やテレワークでの利用を進めることに特化した「リビングシフト推進室」を設置した。別荘を管理する事業者らと話し合いを重ね、別荘購入を後押しする支援の情報を集めている。高久祐一室長は「二地域居住の機運が高まっており、那須に興味を持ってもらうチャンス。テレワークをする人たちのニーズを敏感に捉えていきたい」と話している。

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2380942 0 経済 2021/09/20 14:00:00 2021/09/20 14:00:00 2021/09/20 14:00:00 別荘でテレワークをする杉山さん(9月16日午後0時42分、那須町高久乙で)=折田唯撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210918-OYT1I50112-T.jpg?type=thumbnail

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