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こだわりのビールや豆皿…アパレル各社、食材や雑貨の品ぞろえ強化

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 コロナ禍で苦戦しているアパレル各社が、衣料品以外の品ぞろえを強化している。外出自粛で衣服の売り上げが減り、こだわりの食材や日用品など、巣ごもり需要の取り込みを期待するからだ。今年社長に就任した2社のトップから戦略を聞いた。

ユナイテッドアローズが店内で販売する酒類(同社提供)
ユナイテッドアローズが店内で販売する酒類(同社提供)

 ユナイテッドアローズは8月中旬、原宿本店(東京都渋谷区)で、酒類の販売を始めた。酒好きのバイヤーが全国を回り、栃木県の酒蔵と共同開発したさわやかな酸を利かせたにごり酒や、クラフトビールなどを販売している。一部の商品はSNSで話題になり、抽選販売に切り替えた。

 8月の売上高は、天候不順も重なって前年同月比17・8%減。昨年感染拡大で大半の店舗が休業した4月、5月は前年実績を大きく上回ったが、前年実施した値引き販売の反動が出て、オンライン販売も苦戦している。

 4月に就任した松崎善則社長(47)は「ファッション支出の減少はコロナで拍車がかかった。主軸はアパレルだが、ライフスタイルにかかわるほかの分野にも力を入れたい」と話す。アウトドアやインテリア、サーフィンやヨガに関連する商品の展開にも力を入れている。

売り上げが好調な美濃焼の皿(アダストリア提供)
売り上げが好調な美濃焼の皿(アダストリア提供)

 若者向けの「グローバルワーク」や「ニコアンド」など、国内外で約50のブランドを手がけるアダストリアも同様だ。感染拡大に伴う臨時休業が響き、2021年2月期連結決算は、最終利益が約7億円の赤字となった。今期はオンライン販売を強化しており、黒字転換を狙う。

 販売員やバイヤーの経験がある木村治社長(52)も、5月に就任したばかり。木村氏は「消費者のライフスタイルは大きく変わった。ファッションは洋服だけではなく、領域は広げられる。昔は洋服屋だったと言われたい」と話し、事業拡大が期待できる分野には積極投資する構えだ。

 17年に始めた生活雑貨とアパレルを扱う「ラコレ」を重点ブランドに位置づける。価格を比較的安めに抑え、オリジナルとなる美濃焼の豆皿は、巣ごもり消費で人気商品となった。22年2月までに、商業施設を中心に20店以上の新規出店を計画している。

 アパレル業界に詳しいフロンティア・マネジメントの山手剛人氏は「ファッションは、世界観やデザインに意味があり、欧米のブランドも様々な商品を手がけている。磨かれたブランド力が生き残るカギになりそうだ」と話している。

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2380097 0 経済 2021/09/20 05:00:00 2021/09/20 19:36:29 2021/09/20 19:36:29 ユナイテッドアローズ原宿本店内に設置された「ユナイテッドアローズ ボトルショップ」 (ユナイテッドアローズ提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210920-OYT1I50000-T-e1632134164733.jpg?type=thumbnail

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