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周遊タクシーにCAがガイド乗務、丁寧な接客に「さすが」の声

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 島根県の出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」に、日本航空(JAL)の客室乗務員(CA)が観光ガイドとして乗車している。業務を始めた6月下旬はコロナ禍で予約がほぼなかったが、徐々に増えつつあるという。低迷する観光業の回復を目指し、きめ細かな接客に定評のある空からの助っ人に期待が高まる。(中村申平)

観光客に日御碕神社を案内する石橋さん(右)=出雲市で
観光客に日御碕神社を案内する石橋さん(右)=出雲市で

 業務にあたるのは、日本航空が地域活性化を目的に、昨年12月に結成した「JALふるさと応援隊」の島根県担当CA計21人。新人からベテランまで様々で、県出身者も多いという。毎日最低1人は出雲市内で勤務しており、うさぎ号の予約がない日は、出雲大社近くの観光案内所「神門通りおもてなしステーション」などの業務を担っている。

 うさぎ号は、出雲大社の参拝客に他のスポットも巡ってもらおうと、出雲観光協会が昨年9月に運行を開始。当初は神社や神話が好きな「社ガール」がガイド役を務めていたが、人繰りが難しく予約を断ったケースもあったという。

 そこで、市が出雲空港に乗り入れている日本航空に相談し、ふるさと応援隊の派遣が決まった。CAらは今年4月に現地での研修を終え、5月からデビューの予定だったが、東京都などへの緊急事態宣言発令により、派遣は一時見送られた。

 市によると、うさぎ号は今年1~8月に計20件の利用があり、事業が始まった6月下旬以降にCAがガイド乗務したのは6件だった。

 応援隊CAの一人、石橋香奈子さんは今月9日、うさぎ号にガイドとして初乗車。午前9時から約6時間かけて、観光に訪れた女性3人を案内した。

 巡ったのは、「海の出雲~神々由縁の地を巡る」と題して、万九千神社(斐川町)などを含むコース。昼食後に訪れた日御碕神社では、見つけるのが難しい「見ざる聞かざる言わざる」の三猿の彫刻を紹介したり、神社にまつわる神話を説明したりしていた。

 参加した雲南市の主婦(50)は、「話の間の取り方や接し方が優しく、さすがと思った。丁寧に色んなことを教えてくれて、楽しかった」と喜んでいた。

 ガイドを終えた石橋さんは「暑かったのでお客様の体調や、石段に気をつけてもらうよう注意を払った」と話し、「出雲の神話を伝え、その楽しみを共有できるガイドになりたい」と意気込みを見せた。

応援隊のメンバーで、江津市出身の瀬沼さん(出雲市で)
応援隊のメンバーで、江津市出身の瀬沼さん(出雲市で)

 江津市出身の応援隊員、瀬沼亜沙子さんは「これまで培ってきたことを生かし、空のおもてなしのプロとして出雲の魅力アップに貢献したい」と話していた。

 出雲観光協会は今年4月にうさぎ号の周遊先を刷新。日本酒発祥の地とされる佐香神社(小境町)や蔵元を巡るプランなど計9コースを設定している。料金や時間はコースや参加人数によって異なるが、いずれも食事付きで5~6時間で、大人1人1万~1万8000円、4歳~小学生が1人9000~1万7000円。問い合わせは出雲観光協会(0853・31・9466)へ。

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2383477 0 経済 2021/09/21 13:55:00 2021/09/21 14:25:14 2021/09/21 14:25:14 日御碕神社でガイドする石橋香奈子さん(一番右、出雲市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210921-OYT1I50072-T.jpg?type=thumbnail

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