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墓参りの代理希望「急に増えた」「彼岸に間に合うか不安だった」…写真撮影して依頼者に返信

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 新型コロナウイルスの緊急事態宣言中に迎えた今年の彼岸(20~26日)。千葉県松戸市の都立 八柱やはしら 霊園近くにある石材店では、コロナの影響で墓参りに来られない東京都内などの人たちから、墓参りの代理や墓の掃除の依頼が相次ぐ。東京市(当時)が1935年、松戸市に開園した同霊園は、墓の使用名義人数が約8万3000人と都立霊園で最多で、感染が急拡大した7月以降、新たな依頼も相次ぎ、忙しい日々が続く。(鈴木伸彦)

掃除をした墓に花を飾る三浦さん(千葉県松戸市の都立八柱霊園で)
掃除をした墓に花を飾る三浦さん(千葉県松戸市の都立八柱霊園で)

 「墓参りしたくてもできない人のつらい気持ちがよくわかるから、断らない。ここ3週間は休みはとれなかった」。うめ家石材店の4代目店主、三浦美喜雄さん(52)は話す。

 石材店は、八柱霊園の開園の35年に開店。霊園は、東京の急速な発展と人口増加に伴う墓地不足に対応するため、造成された。

 同石材店では以前から、墓の所有者から、墓の掃除や花を供えることを頼まれてきた。原則1平方メートルあたり1600円で、草取りや植木刈り込みなどを引き受ける。

 代理で墓参りを頼まれると、花と線香の実費のみを受け取り、きれいになった墓に花を手向け、その写真を依頼者にメールや郵便で送る。こうした定期契約者は約70人に上る。

 今年は感染が急速に拡大した7月以降、定期契約者に加え、墓参りの代行に12人、掃除に4人の計16人から新たに依頼があった。「急に増えた依頼は、彼岸まで間に合わないのではと不安になった。でも、ようやくゴールが見えた」と三浦さん。

 線香をあげ、花を飾った写真をメールで送った依頼者からは、返事が届いた。「直接お参りしたいのですが、緊急事態宣言が解除してからでないと安心できません。家には、まだ未接種の成人がいますので、お願いして申し訳ありません」と書かれていた。

 「コロナで苦しいのはお互いさま。早くコロナが終息し、皆が笑顔で墓参りできるようになるまで、もう一踏ん張りです」。三浦さんが笑顔で話した。

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2398386 0 経済 2021/09/27 19:49:00 2021/09/27 19:49:00 2021/09/27 19:49:00 きれいにした墓に花を飾る三浦美喜雄店主(午後2時、松戸市の都立八柱霊園で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210925-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

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