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JR西日本の長谷川一明社長は27日の定例記者会見で、北陸、山陽両新幹線の指定席料金について、混雑時の値上げを検討していることを明らかにした。北陸新幹線は来年春を予定し、山陽新幹線の時期は未定としている。利用が少ない時は値下げし、乗車人数の平準化を図る。在来線の特急列車でも検討する。
現在も繁忙期や閑散期に応じて設けている料金差をさらに拡大させる。具体的な料金の変動幅のほか、料金を変える時間帯や曜日などは今後、詰める。
新幹線の料金見直しについては、JR各社が検討している。長谷川社長は「鉄道はピーク需要に合わせて車両や人員を用意しており、需要が平準化すればコスト削減効果が期待できる」と話した。