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千葉ニュータウン、ファミリー層に人気…強固な地盤でIT業界でも存在感

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 事業開始から半世紀を超え、千葉県北西部の千葉ニュータウンが近年、住宅業界やIT業界で存在感を高めている。東京西部の多摩ニュータウンと比べて開発が遅れたが、土地が余ったことが幸いし、大規模商業施設が北総線沿線に進出。住宅も価格が手頃でファミリー層の流入が拡大し、コロナ禍でのテレワーク推進も追い風となっている。地盤が強固で「データセンター」の建設も相次ぐ。

データセンターや物流倉庫が並ぶ産業団地と宅地が混在する北総線・千葉ニュータウン中央駅周辺(7日、千葉県印西市で、本社ヘリから)=川口正峰撮影
データセンターや物流倉庫が並ぶ産業団地と宅地が混在する北総線・千葉ニュータウン中央駅周辺(7日、千葉県印西市で、本社ヘリから)=川口正峰撮影

 印西、白井、船橋の3市にまたがる千葉ニュータウンは、県などが主導した開発事業。高度経済成長期の人口増を受けて計画され、1970年に造成工事が始まった。当初は鉄道がなく不便だったが、91年に北総線が都心と直結し、その後、開発の遅れで売れ残った宅地を事業用地に転換。2000年代に、スーパーやホームセンターなどが集まる大型商業施設の開業が沿線で進み、ファミリー層流入の呼び水となった。

 不動産仲介会社が20年の総務省の人口移動報告を基にまとめた分析では、0~14歳の転入超過数は、印西市が792人と首都圏の市区町村でトップ。経済誌の「住みよさランキング」でも12年から7年連続日本一になった。

 コロナ禍でも宅地販売は好調だ。大手住宅メーカー「トヨタホーム」が7月中旬、印西市で売り出した建て売り分譲地(136区画)は、北総線・印西牧の原駅から徒歩11分の立地で、8月末までに1期分9戸のうち6戸が売れた。

 2期分も相談が相次ぎ、同社によると、都内の賃貸に住み、既に子供が1人いる30歳代夫婦からの引き合いが多いという。2人目の子供を育てやすく、テレワークのスペースを確保できる環境を求めており、同社街づくり事業部の乙丸悦子主任は「コロナ拡大後にお客様が増え、どんどん建てないと間に合わない」とうれしい悲鳴を上げる。

 住宅地近くには、データセンターや物流センターが立ち並ぶ。ニュータウンがある北総台地は地盤が強固で地震に強く、事業用地も豊富。世界のIT業界では「INZAI」の名で通り、米グーグル社、英コルト・グループなどが進出した。大和ハウス工業も同市内で国内最大級のデータセンター団地を建設しており、総投資額は1000億円規模に達する。

 板倉正直・印西市長は「広い土地はまだある。このエリアは今後も発展できる」と力を込める。

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2403589 0 経済 2021/09/29 15:00:00 2021/09/29 16:07:53 2021/09/29 16:07:53 わがまち空から用 巨大な倉庫状の建物が並ぶ「グッドマンビジネスパーク」(手前)と千葉ニュータウン中央駅 操縦士は千葉啓輔、矢作嘉夫(7日午後1時40分、千葉県印西市で、本社ヘリから)=川口正峰撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210929-OYT1I50074-T.jpg?type=thumbnail

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