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伝統生地とカワイイが融合、「尾州ロリィタ」誕生

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 紳士服の生地でお姫様のようなドレスを――。国内最大の毛織物産地、愛知県一宮市のデザイナーや老舗メーカーらが協力し、伝統の生地を使った「ロリータファッション」のドレスを昨年から作り、注目を集めている。「 尾州びしゅう ロリィタ」として浸透し始めており、市もふるさと納税の返礼品に採用した。

 同市本町の店には、首まわりや裾にフリルやレースをあしらったワンピース約30着が並ぶ。祖母もスーツの仕立てをしていたという、デザイナーのショコラさん(30)が6年前に開いたロリータ服の試着・撮影スタジオだ。尾州ロリィタは「伝統の生地と『かわいい』を組み合わせた」黒やグレーの色合いばかり。

 高級紳士服の生地はきめ細かさと上品な光沢が特徴で、老舗の「 葛利くずり 毛織工業」などが提供し、シックな服ができあがった。同社の葛谷聡専務(48)は「想像もしない組み合わせに驚いたが、若い人に尾州生地の良さを知ってもらえる」と期待を寄せる。

「尾州ロリィタ」を着るモデルの深澤翠さん。ドレスは一宮市のふるさと納税の返礼品にもなっている
「尾州ロリィタ」を着るモデルの深澤翠さん。ドレスは一宮市のふるさと納税の返礼品にもなっている

 尾州ロリィタとして昨年から販売を始めて以来、ネット通販で50着が売れた。今年6月には市内でファッションショーも開催。ロリータ服のモデルとして有名な深澤 みどり さんも参加、太鼓判を押してもらった。

 尾州地域と呼ばれる同市周辺は毛織物の国内生産量で約7割を占め、イタリアのビエラなどと並んで、世界三大毛織物産地だ。ただ、市の毛織物業は安価な海外製品に押されるなどして、製品出荷額はピークの約4分の1にまで落ち込む。

 ショコラさんは「伝統を大事にして、普段でも着られるロリータ服を作っていきたい」と話す。

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2406800 0 経済 2021/09/30 15:00:00 2021/09/30 18:26:53 2021/09/30 18:26:53 「尾州ロリィタ」を着るモデルの深澤翠さん。ドレスは一宮市のふるさと納税の返礼品にもなっている https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210930-OYT1I50089-T-e1632994010370.jpg?type=thumbnail

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