コロナ対策費22・8兆円使われず…検査院、国民への説明求める報告書

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 新型コロナウイルス対策で国が2019~20年度に計上した65・4兆円のうち、22・8兆円が使われず、大半が翌年度に繰り越されていたことが会計検査院の調べでわかった。コロナの影響が見通せない中で多めに確保したことが主な要因。コロナ対策には東日本大震災の復興予算を超える巨費が投じられており、検査院は5日、適切な予算執行や国民への説明を求める報告書を政府に提出した。

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 コロナ対策に使われたことが明確な770事業を分析した。計上された予算は、予備費や補正を含めて65・4兆円に上り、20年度末までに65%の42・5兆円が執行された。執行額は、震災の復興予算10年分の35兆円を上回る。未執行額は22・8兆円で、95%が翌年度に繰り越された。5%の1兆円は使い残しの「不用額」だった。

会計検査院の森田院長(左)から報告書を受け取る岸田首相(5日、首相官邸で)
会計検査院の森田院長(左)から報告書を受け取る岸田首相(5日、首相官邸で)

 未執行額で最多だったのは、経済・雇用対策(296事業)で13・5兆円に上った。時短要請に応じた飲食店への協力金に使う地方創生臨時交付金(3事業)は、予算の33%しか執行できず、5・2兆円が使われなかった。給付を担う都道府県の事務作業が追いつかなかったという。感染防止策(301事業)も3・3兆円が未執行となった。

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2498391 0 経済 2021/11/05 23:39:00 2021/11/05 23:39:00 2021/11/05 23:39:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211105-OYT1I50148-T.jpg?type=thumbnail

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