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主食として食べる「米化」がSNSで流行…市場規模2倍・新商品も続々

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エン麦を加工した「オートミール」
エン麦を加工した「オートミール」

 穀物の一種、エン麦を加工した「オートミール」の人気がじわりと広がっている。食物繊維やミネラルが豊富で、主食としてコメに見立てて食べる「 米化こめか 」が昨年からSNSを中心に流行している。今年は食品メーカー各社がオートミールを使ったリゾットや菓子など多彩な商品を発売し、1~9月の市場規模は昨年1年間の2倍に膨らんだ。

栄養豊富

 「今話題のオートミール おいしくなったの知っていますか?」

 10月初旬、東京都中野区のスーパー「サミットストア東中野店」の売り場では、買い物客の目を引くチラシが掲げられていた。10月の商品入れ替えでは、これまで2種類だったオートミールを5種類に増やした。大久保太郎副店長は「売り上げが伸びているので、手に取りやすくしている」と話す。

 オートミールは、米国などでは朝食に牛乳をかけて食べることが多い。国内で1929年から販売する日本食品製造(札幌市)によると、白米の約20倍の食物繊維を含み、カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミンも豊富だ。

 調査会社インテージによると、今年1~9月のオートミールの市場規模は約37億円で、昨年1年間(約18億円)の2倍に達した。コロナ禍の外出自粛により自宅で食事する人が増え、健康意識が高まったことが背景にあるとみられる。コメやパンと比べ市場規模はまだ小さいが、特に30歳以上の女性に人気だという。

 ブームのきっかけの一つが、SNSで知られるようになった「米化」。オートミールに水をかけて電子レンジで温め、コメに近い食感を味わえるようにしたものだ。1食分のカロリーが白米の半分程度と低い点も追い風になった。

商機

 食品メーカー各社は今年、続々とオートミール商品を投入している。ブームに乗ろうとスピード重視で開発し、インスタント食品として気軽に食べられるリゾットや低カロリーのビスケットなど商品が多様化してきた。

 トウモロコシを加工したコーンフレークなどで知られる日本ケロッグは、昨年夏頃からオートミールの開発を進め、今年4月に発売した。開発期間は通常の半分程度で、広報担当者は「市場が拡大していたので、できるだけ早く出したかった」と説明する。「米化」の流行を意識し、温めるとより香ばしくなるように加工し、7月までの売り上げは目標の約4倍に達した。

 カルビーは、エン麦にドライフルーツなどを混ぜて食べやすくした「フルグラ」を販売してきたが、エン麦の割合を増やした新商品の開発を進めている。消費者の選択肢はさらに広がりそうだ。

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