不漁にあえぐ「イカのまち」、美味なキングサーモン養殖に挑む…成功なら全国初

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■イカ取扱量激減

 背景にあるのがスルメイカの不漁だ。市企画調整課などによると、市水産物地方卸売市場でスルメイカの取扱量は08年度に8924トンだったが、20年度は436トンに落ち込んでいる。今年度も不漁だ。

 函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長は原因として、〈1〉スルメイカ全体の資源量減少〈2〉日本海側の海水温が高く、群れの多くは適温の韓国やロシアなど大陸側を回遊した〈3〉イカが日本に来るまでに他国船に乱獲されている――と指摘している。

ブランド化、各地で活発

 サケ・マスの養殖は各地で活発だ。水産庁によると、2015年12月末時点で全国55か所だったが、21年2月末には97か所と倍近くに。他地域と差別化を図ろうと付加価値を重視している。

 山梨県は約10年前にキングサーモン養殖を手がけたが、「人の姿が見えると警戒して餌を食べず、成長しなかった」ため、ニジマスと交配させ、1キロ以上になる魚の養殖に転換。「富士の すけ 」と名付け、ふるさと納税の返礼品として人気を集めている。

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2500837 0 経済 2021/11/07 14:32:00 2021/11/07 14:32:00 2021/11/07 14:32:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211107-OYT1I50040-T.jpg?type=thumbnail

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