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ソフトバンク孫会長「稼いだ利益3か月で吐き出した」…中間決算で最終利益8割減

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 ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2021年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が3979億円の赤字(前年同期は6274億円の黒字)だった。主な投資先の中国で、政府がIT企業に対する規制を強化したことで、現地企業の価値が下落した。低迷する株価を踏まえ、最大1兆円の自社株買いを実施することも併せて発表した。

決算説明をするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長
決算説明をするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

 四半期ベースの最終赤字は、コロナ禍で世界的に株価が低迷した20年1~3月期以来、6期ぶりとなる。主力の新興企業向け投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(SVF)が多額損失を計上した。

 今年6月に米市場に上場した配車サービス大手・滴滴出行(ディディチューシン)をはじめ、中国企業の企業価値が軒並み落ち込んだことが大きい。中国のIT大手「アリババ集団」の株も急落し、SBGの保有資産に占める価値は、この1年で約6割から約3割に下がった。中国政府は、ビッグデータを握って巨大化するIT企業を警戒して審査や行政処分を強化しており、これらの影響を受けた。

 9月中間連結決算も悪化し、最終利益は前年同期比80・7%減の3635億円にとどまった。孫正義会長兼社長は8日の記者会見で、「中国で稼いだ利益をこの3か月で全て吐き出した。(業績は)真冬の大嵐に突入した」と述べた。そのうえで、「リスクは管理できる」とし、今後も中国企業への投資を続ける方針を示した。

 併せて発表した自社株買いは、株主還元の強化が目的で、発行済み株式を減らすことで1株当たりの価値を高める。今年に入って一時期1万円を超えた株価は、足元で6000円台にとどまっている。

 孫氏は、「実際の実力よりも大幅に株価が下がっているのであれば、今こそチャンスだ」と強調した。SBGは株価が2000円台に急落した昨年3月も、2・5兆円規模の自社株買いを発表した。

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