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「心霊スポット」かもめ荘、ようやく解体…日本海見下ろす絶景に40年間放置

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 島根県出雲市大社町日御碕で、約40年前から使われず、廃虚と化した旧宿泊施設「かもめ荘」の解体が始まった。テレビなどで“心霊スポット”と不名誉な紹介をされたために、肝試しの若者やマニアが無断で立ち入るなどした「負の遺産」。ようやくメスが入り、住民らは景観に配慮した跡地活用に期待する。(中村申平)

かもめ荘(10月2日)
かもめ荘(10月2日)

往時のにぎわい

 稲佐の浜から日御碕灯台に進む県道は、日本海を見下ろす絶景が人気だ。だが突然、視界に入ってくる巨大なコンクリート塊。さびた鉄筋がむき出しになり、壁面は落書きだらけの廃虚が異様な雰囲気を漂わせていた。周辺は「大山隠岐国立公園」の地域内。明らかに景観を損なっていた。

 「週末は貸し布団店から布団を借り、宿泊客は宴会場で雑魚寝してもらうほどにぎわっていた」。かもめ荘で働いていた海産物直売所「海流館」の男性(75)は懐かしむ。

 市や男性らによると、かもめ荘は当初、障害者がリハビリするなどした保養所だった。地上2階、地下1階の3階建てで、延べ床面積は約1680平方メートル。1970年に建ち、翌年に開業した。ただ数年後には民営化され、宿泊施設に。絶景を楽しめ、新鮮な海産物が食べられるとあって、観光バスが何台も訪れる人気ぶりだったという。

不名誉スポットに

 だが、ブームが終わると、従業員が去り、所有者も代わってしまい、70年代の後半には休業。建物も使われなくなった。その後、テレビ番組で霊能力者とされる人物が訪れ、「幽霊が出る」「除霊しきれない」などと紹介。若者を中心に招かれざる客を集めてしまう場所になってしまった。

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2541824 0 経済 2021/11/23 07:01:00 2021/11/23 07:01:00 2021/11/23 07:01:00 解体に向けた作業が始まったかもめ荘(10月2日撮影、出雲市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211122-OYT1I50168-T.jpg?type=thumbnail

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