政府が目指す「成長と分配」、経団連・十倉会長「みそは『好循環』」…読売国際経済懇話会で講演

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 経団連の十倉雅和会長は29日、東京・丸の内の東京会館で開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演した。「低成長が続く我が国ではまずは成長が重要になる。経済のパイを拡大しなければ分配政策にも限界がある」と述べ、政府にデジタル化や脱炭素化などで成長戦略を加速するよう求めた。

読売国際経済懇話会(YIES)で講演する経団連の十倉雅和会長(東京都千代田区で)=岩佐譲撮影
読売国際経済懇話会(YIES)で講演する経団連の十倉雅和会長(東京都千代田区で)=岩佐譲撮影

 十倉氏は岸田内閣が掲げる「新しい資本主義」について、「行き過ぎた資本主義は格差の拡大や生態系の崩壊を引き起こした。その是正は世界経済の潮流で、時宜を得たものだ」と評価した。「経団連が掲げる『サステイナブル(持続可能)な資本主義』と軌を一にしている」とも述べ、協力していく姿勢を示した。

 その上で、政府が実現を目指す「成長と分配の好循環」について、「みそは『好循環』にある。どちらか一方をやっても、循環しなければ今までと一緒だ」と述べた。

 岸田首相が2022年春闘に向け、「業績がコロナ前の水準を回復した企業には、3%を超える賃上げを期待する」と表明したことについては、「従業員に成果を分配するのは当然だ。個社が事業環境や支払い能力を踏まえ、できるところは岸田首相の期待に応えていきたい」と述べた。

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2558044 0 経済 2021/11/29 22:28:00 2021/11/29 22:28:00 2021/11/29 22:28:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211129-OYT1I50124-T.jpg?type=thumbnail

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