トヨタ労組、組合員平均を基準の賃上げ要求取りやめへ…職種や職位ごとに要求額を提示

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 トヨタ自動車労働組合は、2022年春闘で、全組合員平均を基準として賃上げを要求する方式をやめる方針を固めた。職種や職位ごとに、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分や定期昇給を含めた賃上げ要求額を提示する方向だ。具体的な要求額は来年2月に決定する予定だ。

トヨタ自動車本社
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 トヨタ労組によると、これまでの全組合員平均の要求方式は、個々の賃上げ額がいくらなのか分かりにくいという声があったという。トヨタ労組は「組合員に分かりやすく明示することで、それぞれの職種ごとに当事者意識をもって議論できるようにするため」と説明している。ただ、外部からはトヨタの平均的な賃上げ水準が分かりにくくなり、過去との比較ができなくなるといった面もある。

 春闘のリード役とされてきたトヨタ労組の動きは、他の企業の春闘に影響を与える可能性がある。

 21年春闘では、トヨタ労組は全組合員平均の賃上げ額として9200円を要求し、会社側は満額回答した。

 トヨタの労使交渉は、19年春闘で労組側がベアの要求額を非公表とし、21年にはベア要求の有無を公表しないなど、「脱ベア」「脱一律」の動きを加速させている。

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2565855 0 経済 2021/12/02 19:59:00 2021/12/02 19:59:00 2021/12/02 19:59:00 トヨタ自動車本社。愛知県豊田市で。2021年8月20日朝刊「海外感染 車生産に打撃 相次ぐ操業停止 半導体不足に追い打ち」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211202-OYT1I50099-T.jpg?type=thumbnail

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