エヌビディアのアーム買収計画、米FTCが提訴…半導体技術「支配」を懸念

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 【ニューヨーク=小林泰明】米独占禁止当局の連邦取引委員会(FTC)は2日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計大手アームの買収が競争を阻害するとして、買収阻止に向け提訴したと発表した。買収後の企業が半導体関連技術などを支配することで、ライバル企業を不当に弱体化させると主張し、「将来の技術革新に広範囲かつ有害な影響を与える」と訴えた。

 アームの親会社ソフトバンクグループ(SBG)は昨年9月、最大400億ドルでアームをエヌビディアに売却すると発表していた。計画が実現しない場合、SBGの戦略にも大きな影響が出そうだ。

 FTCは発表で、半導体は現代の経済・社会に欠かせないとしたうえで、エヌビディアの競合他社は製品開発でアームの技術に依存していると指摘した。買収が実現した場合、半導体を開発する際にライバル企業が頼っている技術や設計を、買収後の企業が支配することになると主張した。

 これに対し、エヌビディアの広報担当者は2日、「この(買収)取引が業界に利益をもたらし、競争を促進するものだと明らかにする努力を続ける」と述べた。

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2566716 0 経済 2021/12/03 06:59:00 2021/12/03 11:58:20 2021/12/03 11:58:20

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