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牛丼チェーン大手のすき家は20日、主力商品の牛丼などを23日午前9時から値上げすると発表した。米国産牛肉をはじめとする食材費や配送コストなどの上昇が要因で、既に価格を引き上げている吉野家、松屋フーズと共に、大手3社がそろって値上げに踏み切る。

すき家は「並盛」を税込み350円から400円に、「特盛」を630円から700円に引き上げる。豚丼も値上げする。通常のカレー価格は据え置くが、「牛カレー」は値上げする。
米国産牛肉の価格は、コロナ禍からの回復に伴う世界的な需要増で、高止まりが続いている。農畜産業振興機構によると、米国産牛バラ肉(ショートプレート、冷凍肉)の11月の平均卸値は、1キロ・グラムあたり1063円と、前年同月の1・6倍となっている。
ステーキチェーンの「いきなり!ステーキ」も今月1日に看板商品の「ワイルドステーキ」などメニューの一部を値上げしており、影響が広がっている。