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【北京=小川直樹】中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート=LPR)について、1年物の金利を0・05ポイント引き下げて3・80%にした。引き下げは中国で新型コロナウイルスの感染拡大による打撃が深刻だった2020年4月以来、1年8か月ぶりで、事実上の利下げとなる。
中国経済は消費の減退や不動産開発の低迷などで失速しており、企業の金利負担を軽くする狙いがある。
人民銀は15日、金融緩和効果が期待される銀行の預金準備率引き下げを実施したばかりだ。LPRの引き下げは、経済の現状に対する