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カリフラワーの一種「ロマネスコ」の収穫が20日、福島県南相馬市で始まった。らせん状に円すいが連なる形がクリスマスツリーに似ていることから、この時期に需要が増えるという。

同市鹿島区の「カヤノキファーム」は3年前に栽培を始め、今年は約2・5アールの畑に1200株を植えた。生育がやや遅れていたが、最近の冷え込みも手伝ってつぼみが大きくなってきたといい、この日に初収穫を迎えた。
甘く歯ごたえがしっかりしており、ゆでてサラダやグラタンにするとおいしいという。ファーム代表の只野智由さん(41)は、「クリスマスに間に合って良かった。ぜひ味わってほしい」と話した。
常磐道南相馬鹿島サービスエリアの観光物販施設「セデッテかしま」など市内の直売所で販売している。