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国産材のみの平屋住宅、三菱地所が発売へ…「工期4分の1」低価格・脱炭素も両立

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 三菱地所は4月に、国産木材だけを使った平屋住宅を発売する。木材確保から販売までを一貫して手がけて工期や費用を圧縮し、100平方メートルで1000万円程度と大手では異例の価格設定にした。木材は他の建材に比べて生産時の二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、国内林業の振興と共に住宅の脱炭素化を進める。

三菱地所が販売する木造戸建ての生産工場(鹿児島県湧水町で)
三菱地所が販売する木造戸建ての生産工場(鹿児島県湧水町で)

 木材は九州の森林で伐採し、専用工場(鹿児島県)で加工。工場で部屋ごとに組み立て、内装工事まで終える。この状態でトラックで宅地に運び、クレーンを使って設置する。三菱地所の子会社が一貫して手がけるため、外注費がかからず、コストを抑えられる。

 通常の木造住宅は完成まで3か月から半年程度かかる。三菱地所が新たに売る平屋住宅は、あらかじめ部屋を造っているため、早ければ1か月程度で済む。木材は木目が直交するよう重ねて接着した次世代建材で、コンクリートに匹敵する強度がある。耐火性や耐震性にも優れている。

 木造住宅は、鉄骨や鉄筋コンクリートに比べ、建材の製造から住宅完成までのCO2排出量が半分程度とされる。国産木材の活用が広がれば、輸入材の供給減による木材価格の高騰「ウッドショック」の影響も受けづらくなる。

 まずは、熊本、宮崎、鹿児島の九州3県で始め、年間300戸の販売を目指す。吉田淳一社長は、読売新聞のインタビューに対し、「工期が4分の1になり、建設業界の人手不足に対応できる。日本の国土は7割が森林。国産材を積極的に活用したい」と話した。

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2647344 0 経済 2022/01/04 05:00:00 2022/01/04 18:00:33 2022/01/04 18:00:33 三菱地所が来年販売する木造戸建ての生産工場(14日、鹿児島県湧水町で)=川口尚樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220103-OYT1I50149-T.jpg?type=thumbnail

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