日銀の国債保有残高14兆円減、13年ぶり減少…低金利政策で
日本銀行は5日、2021年末時点の国債保有残高が約521兆円となり、前年末に比べ約14兆円減ったことを明らかにした。減少は08年以来、13年ぶりとなる。
日銀本店 日銀は13年に世の中へたくさんのお金を供給するため、国債を買い入れる大規模な金融緩和策を導入した。保有残高は増え続けたが、16年に市場の金利を低く抑える政策に転換し、必要以上に国債を買う必要がなくなり、保有残高が減少しやすくなっていた。
一方、日銀は物価の安定的な上昇に向け、引き続き市場に出回るお金の量を増加し続ける政策を運営している。
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経済
2022/01/05 12:22:00
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