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今秋に開業予定の西九州新幹線(武雄温泉―長崎間)で使われる新型車両「かもめ」の陸揚げ作業が9日、長崎県川棚町の川棚港で行われた。港では歓迎セレモニーも開かれ、関係者や保育園児ら約150人が出席し、手旗を振って車両を迎え入れた。

車両は1編成(6両)で、製造された山口県の事業所を6日に出発し、8日に同港に到着した。9日朝、大型クレーンで先頭車両(重さ約30トン、全長約27・5メートル)からゆっくりと陸揚げされた。
セレモニーでは、中村法道知事が「新しい車両を目の当たりにし、感慨もひとしお」とあいさつ。JR九州の青柳俊彦社長は「開業に合わせた沿線自治体のまちづくりが、新幹線の利用促進につながるだろうと期待している」と語った。
陸揚げされた車両は順次、大村市の大村車両基地に運ばれる予定。