政府は18日発表した1月の月例経済報告で、国内景気の総括判断を「持ち直しの動きがみられる」とし、前月から据え置いた。生産は、前月の「持ち直しに足踏みがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」と、1年2か月ぶりに上方修正した。
首相官邸 生産は、部品不足が徐々に解消し、自動車が持ち直している。プラスチックや鉄鋼などにも回復が波及している。
国内景気の先行きは、「景気が持ち直していくことが期待される」として、前月と同じ表現にした。ただ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を念頭に、「下振れリスクに十分注意する必要がある」と指摘している。