ドラッグストア大手ウエルシアホールディングス(東京)は18日、同業のコクミン(大阪)と、同社のグループ会社フレンチ(同)の両社を買収すると発表した。郊外型店舗が中心のウエルシアは、商業施設や駅前など都市部に強みを持つコクミンの店舗を取り込み、収益拡大を図る。
ウエルシア薬局 両社の株式を6月1日に創業家などから取得し、コクミン株の3分の2以上、フレンチ株の100%を保有する。取得額は未定。
両社は「コクミンドラッグ」などのブランドで全国に約170店舗を展開。ウエルシアが手薄な北海道や九州にも店舗があり、調剤事業も手がけている。