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【ニューヨーク=小林泰明】18日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比543・34ドル安の3万5368・47ドルだった。値下がりは3営業日連続。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが想定より早まるとの警戒感から、売り注文が優勢だった。
早期の金融引き締め観測を背景に、米長期金利は18日、年1・8%台後半まで急上昇。短期間での金利の変動が投資家に嫌気され、IT関連株を中心に売りが膨らんだ。IT大手マイクロソフトや情報サービス大手セールスフォース・ドットコムが2%を超える下落となった。同日発表した四半期決算が不調だった金融大手ゴールドマン・サックスも大幅に下げ、7%安だった。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は386・86ポイント安の1万4506・90だった。