日本の中古鉄道車両、東南アジアで「金属くず」とも呼ばれる…現地では賛否両論

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【バンコク=山村英隆】東南アジアで広がっていた日本の中古鉄道車両を輸入する動きが、変化している。各国の経済成長に伴い、中古を嫌って新車を導入する例が目立ち始めた。鉄道会社の廃車費用が膨らむ懸念がある一方で、車両メーカーにとって大きな商機の到来といえそうだ。

タイに「オホーツク」

JR北海道で使われていた中古気動車とタイ国鉄の職員ら(21年12月、タイ中部レムチャバン港で)=山村英隆撮影
JR北海道で使われていた中古気動車とタイ国鉄の職員ら(21年12月、タイ中部レムチャバン港で)=山村英隆撮影

 昨年12月上旬、タイの港にJR北海道の中古気動車が到着した。特急「オホーツク」としても使われた特徴的な「顔」は、日本のファンに愛されてきた。タイ国鉄は観光列車として改造、使用する予定という。

 地元紙バンコク・ポストによると、譲渡された計17両にかかる輸送費など約4250万バーツ(約1億4700万円)は、タイ側の負担となった。

 これに現地で賛否両論が巻き起こった。賛成派は、中古でも高品質に保たれた日本製車両への期待を示す。一方で、製造から40年近い車両の導入にコストがかかり過ぎているとの意見が続出。インターネットでは「金属くず」と表現された。

1

2

3

スクラップは会員限定です

使い方
「経済」の最新記事一覧
2690678 0 経済 2022/01/21 05:00:00 2022/01/21 12:08:13 2022/01/21 12:08:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220120-OYT1I50178-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)