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【ニューヨーク=小林泰明】21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比450・02ドル安の3万4265・37ドルだった。値下がりは6営業日連続で、合計の下落幅は2000ドルを超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速するとの警戒感が強く、株を売る動きが広がっている。
米動画配信大手ネットフリックスが20日に発表した四半期決算で、会員の増加ペースが鈍化する見通しが示され、同社の株価が急落。IT関連株に売りが波及し、相場を押し下げた。動画配信に力を入れる娯楽大手ウォルト・ディズニーは7%安と大幅に下落した。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は385・10ポイント安の1万3768・92だった。
米市場関係者は「過剰な期待から買われていた銘柄を中心に売られている。月内に予定される連邦公開市場委員会(FOMC)や企業決算の内容が今後の値動きのカギになる」と話した。