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27日のアジア株式市場では、FRBが金融引き締めに想定以上に前向きだとの警戒感が広がり、主要な株価指数は大幅に下落した。
東京市場では、日経平均株価(225種)が一時、前日終値比で900円超と大幅に値下がりした。終値は前日比841円03銭安の2万6170円30銭だった。3日連続の下落で、2020年11月下旬以来、約1年2か月ぶりの安値をつけた。金利が上がると企業の負担が増すとの思惑から半導体など電気機器、情報通信を中心に幅広く売られた。
アジア市場でも、中国・上海総合指数は1・77%、韓国(KOSPI)は3・49%と軒並み大幅下落となった。
市場では「米国の金融政策への不透明感が根強く、不安定な値動きが続きやすい」(大手証券)との見方も出ている。