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スズキは20日、インドで約1500億円を投資し、電気自動車(EV)とEV用電池の生産に乗り出すと発表した。インド西部グジャラート州の自動車組み立て工場をEV用に増強し、隣接地に電池工場を新設する。2025~26年に順次稼働を始める。

岸田首相のインド訪問に合わせて訪印中の鈴木俊宏社長がグジャラート州側と覚書を結んだ。スズキは25年までにインド市場でEVを投入する計画を掲げていた。現地生産したEVはインド国外にも輸出する。
スズキはインドを主力市場と位置付け、現地で販売される新車の約5割のシェア(占有率)を握るが、EVの開発・生産では出遅れていた。脱炭素に向けインド政府はEV普及に力を入れており、鈴木社長は「小型車で脱炭素を実現することがスズキの使命だ」と述べた。