ヤマト運輸は6日、2021年度の宅配便取り扱い個数が前年度比8・5%増の22億7562万個と、2年連続で過去最多だったと発表した。コロナ禍の巣ごもり消費でインターネット通販など電子商取引(EC)の需要が拡大した。
ヤマト運輸宅急便センター 21年度当初の予想値(23億個)には届かなかったものの、堅調な配送需要が続いている。
自宅のポストで受け取れる小型荷物「ネコポス」が31・2%増の3億8494万個に伸びた。個人間で中古品を売買するフリーマーケットアプリ「メルカリ」などの利用増が寄与した。宅急便など小型以外の荷物も4・8%増の18億9068万個だった。