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オフィス仲介大手の

地区別では、千代田、港、新宿、渋谷の4区で空室率が下落し、中央区は上昇した。最も空室率の高い港区は、前月より0・09ポイント低い8・33%だった。
5区の平均賃料は1坪(3・3平方メートル)あたり2万366円だった。前月から52円下げ、20か月連続で下落した。空室率はこの半年ほど横ばいの一方で、賃料は下落が続いている。ビルのオーナーが、長期にわたって空室となるのを避けるために賃料を下げているとみられる。
借り手優位となり、賃料が下がる目安となるオフィス空室率は、5%といわれている。足元では5%を上回っているため、賃料は当面下落が続く見通しだ。