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ホンダは12日、2030年までに30車種の電気自動車(EV)を発売し、年間で200万台以上生産すると発表した。今後10年間で、研究開発やEVに関連する設備投資などに計13兆円を投じる。

軽自動車のほか、人気の高いスポーツ用多目的車(SUV)のモデルまで、幅広い車種での展開を目指す。ホンダは、40年までに世界で販売する全ての新車をEVと燃料電池車(FCV)とし、ガソリン車から撤退する方針を示していた。投資をEVに振り向け、電動化を加速させる。
環境意識の強まりから、世界では二酸化炭素(CO2)の排出が多いガソリン車の販売を将来的に禁止する動きが出ている。こうした規制に対応するため、トヨタ自動車も30年までにEV30車種を発売し、年間350万台の販売目標を掲げている。日産自動車は、30年度までに15車種を発売する計画だ。