高騰していた中古車市場、ウクライナ侵攻が冷水…最大輸出先のロシア向け急減

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 ロシアのウクライナ侵攻が、日本の中古車市場にも影響を及ぼしている。コロナ禍の半導体不足で新車供給が停滞し、直前まで中古車の価格は上昇を続けてきた。侵攻後に最大の輸出先だったロシア向けが急減し、全体の価格も下落に転じている。

ロシアが攻撃の商業施設、死者・不明60人に…半世紀前のミサイルが被害拡大との見方も

9割減も

輸出向けの自動車を船に積み込む(横浜市の大黒ふ頭で)=イースタン・カーライナー提供
輸出向けの自動車を船に積み込む(横浜市の大黒ふ頭で)=イースタン・カーライナー提供

 中古車オークション大手のユー・エス・エスによると、3月の平均落札価格は91万1000円。過去最高だった2月の100万6000円から落ち込んだ。輸出業者の多くも、オークションを通じて車を調達している。ロシア向けの輸出が減り、需給が緩んだことが原因とみられる。

 中古車の輸出を手がける山銀通商(東京都)は、毎月200~300台あったロシア向け輸出が、3月は9割も減った。日米欧の経済制裁で通貨ルーブルが一時急落し、現地の販売会社が日本車を仕入れることが難しくなった。

 日本車は故障しにくく、価値を維持できる点がロシアで評価されてきた。トヨタ自動車のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」などが売れ筋で、日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」も人気が高い。佐藤博社長は「ウラジオストクではほとんどが日本車。今の状況が1年続けば、業界全体としては厳しい」とため息をつく。

1

2

ウクライナ侵略、最新ニュースと分析
スクラップは会員限定です

使い方
「経済」の最新記事一覧
2930372 0 経済 2022/04/17 23:48:00 2022/04/18 00:33:35 2022/04/18 00:33:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220417-OYT1I50087-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)