赤々と実った佐藤錦を収穫するスタッフ(12日、南部町で) 青森県南部町大向の留長果樹園で、ハウス栽培のサクランボの収穫が最盛期を迎えている。昨年9月頃に気温が高い状態が続いたことや、燃料価格高騰の影響で、例年より1週間ほど遅い収穫開始となったが、収穫量は平年並みという。
約30アールのハウス内では、スタッフらが赤々と実った「佐藤錦」を次々と摘み取っていく。園主の留目秀樹さん(59)は「色付きも良く、糖度も高いサクランボに仕上がったので、ぜひ味わってほしい」と胸を張る。
留長果樹園での収穫作業は5月いっぱいまで。県内外に出荷するほか、ウェブサイトで販売している。