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サントリー食品インターナショナルは16日、「サントリー天然水」「サントリー緑茶 伊右衛門」といったペットボトル入り飲料を10月1日出荷分から値上げすると発表した。希望小売価格を6~20%引き上げる。多くの商品が税抜きで20円の値上げとなる。ペットボトルに使う樹脂や、砂糖など原材料の高騰を反映させる。

550ミリ・リットル入りの「天然水」は、税抜き130円から150円に、350ミリ・リットル入りの「伊右衛門」は120円から140円に引き上げる。このほか清涼飲料「C.C.レモン」、コーヒーを中心とした「クラフトボス」シリーズやボトル缶商品の一部など全商品の約6割にあたる165商品が対象となる。
サントリーではこれまで小型ボトルについて、消費税率引き上げなどに伴う10円程度の値上げはあったが、20円は過去最大の引き上げ幅という。
飲料メーカーでは、コカ・コーラボトラーズジャパンも5月1日出荷分から、「コカ・コーラ」や「アクエリアス」といった主力商品で、量販店向け大型ペットボトル入り飲料の価格を5~8%引き上げた。今後、飲料各社でこうした動きが続く可能性がある。